訳あり系の福袋はアタリハズレが激しいです。たとえば、先日当ブログで紹介した楽天の「食品ロス削減の詰め合わせ福袋」は、購入タイミングと環境によってハズレにもなる福袋でした。
正直私にとっては「う〜〜ん」という内容で色々と勉強になりましたが、今回取り上げる福袋は本当にアタリでした。下手に有名ブランドのお菓子福袋を買うよりも、こっちの方がはるかに良いように思います。
なんだこの福袋は!?
今回ご紹介する「訳あり食品詰め合わせ お菓子&駄菓子の福袋」は、その期待感を見事に裏切らない素晴らしい内容でした。
まず驚いたのが、商品が入っていた箱です。
ドラクエに出てくるような宝箱デザインで、かなり凝っています。福袋というと普通のダンボール箱や紙袋に入っていることが多いのですが、この遊び心のある外観はテンション上がりますね。
ただ、この箱のまま送られてくるので、宅配のお兄さんから受け取るときは正直かなり恥ずかしかったです。「同居人のものです〜」という感じで受け取りましたよ(笑)
ちな、Amazonでの説明文には「お安くご提供する為こちらの商品に限り、宝箱に直接伝票を貼って送ります」と記載されていますので、宝箱状態で送られてくることは事前に分かるようになっています。
「懐かしい!」が止まらない中身
さて、本題に行きましょう。この箱を開けてから、私は50回くらい「懐かしい!」と声が漏れていたように思います。実際に再現してみましょう。
懐かし〜!
懐かし〜!
懐かし〜!
懐かし〜!!!!
……いかがでしょうか。実際に開封すると、私と同じようになる人が結構いるのではないかと思います。言うまでもなく、子供の頃によく食べた懐かしいお菓子が次々と出てきたからです。
まるでタイムスリップしたような気分(語彙力!)といっても大げさではありません。なお、全てがお菓子ではなく、なぜか1つだけインスタントラーメンも混じっていました。
ただ、9割以上はお菓子。中に入っていた商品をすべて並べてみましょう。
見て明らかなように、駄菓子の種類はかなり豊富です。甘いお菓子だけでなく、スナック系やガム、キャンディーなどなど。
1つ1つはどれも高くはありませんが、懐かしい気分になれるという点を含めれば、1,980円は非常にリーズナブルだという印象でした。
年末年始にぴったり
もうすでにお察しの方も多いと思いますが、この福袋の素晴らしい点は、一人で楽しむのはもちろん、複数人で開封するときにかなりの確率で盛り上がることです。
例えば、お正月に親戚が集まったときなどで開封すれば、必ず「これ知ってる!」「懐かしい!」という声が飛び交うはずです。というか、箱を見た時点で、盛り上がりそうです。
これがもし友人のパーティーだったら、(雰囲気によっては)持って行くのを躊躇するデザインですが、「親戚の集まり」くらいだったらちょうどいいのではないでしょうか?
おそらく、どのご家庭も、親戚の集まりはあまり肩ひじをはらず、何より話のきっかけになって盛り上がるものがベストでしょうから(うちだけ?)。
また、価格が安いというもポイント。あまり高いとみんな気を遣いますからね。1,980円という手頃な価格で、開封時に楽しさと懐かしさを味わいながら、周りも盛り上がれるのが大きな魅力です。
高級なお菓子の福袋ももちろん素晴らしいのですが、どうしても価格が高くなりがちで、そうなると周囲から気を遣われちゃいます。美味しいんですけどね。
食品ロス削減にも
また、この福袋には、食品ロス削減という側面もあります。説明文には「箱に入るだけ満タン入れますが、あくまでも食ロスの為在庫状況により内容品は変わります」とのことで、実際に満タンでした。ご覧のとおり。
訳ありの理由は、賞味期限が短いものが入っているから。ただ、切れているわけではありません。
つまり、訳ありとはいえ、まだ十分に美味しく食べられる商品を救済する形で提供されています。
お菓子メーカーの在庫処分品っぽい雰囲気はメチャクチャに漂っていましたが、少なくとも私が食べたものに関して言えば味と品質には全く問題ありませんでした。
現在の購入状況と新たな選択肢
ちなみに、この福袋は上に紹介した1,980円の他に1,280円の駄菓子特化型もあるのですが、このブログを執筆中の2024年12月30日時点ではどちらも現在販売しています。
Amazonのリンクも貼っておきましょう。
こちらの1280円タイプは駄菓子により特化した内容となっており、むしろ懐かしさを求める方には、よりおすすめです。
まとめ:この福袋をオススメできる人・オススメできない人
さて、この「訳あり食品詰め合わせ お菓子&駄菓子の福袋」の魅力をまとめると以下の点が挙げられます。
宝箱のような見た目で開封時から楽しめる点、懐かしい駄菓子が豊富に入っている点、複数人で楽しめる点、フードロス削減につながる点、そして何より、この価格でこれだけの内容量があるというコストパフォーマンスの高さです。
つまり、この福袋をオススメできる人は以下の通りです。
- 懐かしい駄菓子にテンションが上がる人
- 複数人で集まる機会がある人
- コスパを重視している人
- 宝箱のような外箱がイヤじゃない人
- フードロス削減に貢献したい人
特に「2」は、年末年始のこの時期、当てはまる人が多いのではないでしょうか? 少なくとも私にとっては、安く済んで懐かしい味と楽しい時間を手に入れられる、一石三鳥くらいの福袋といえます。
逆にオススメできない人は、こんな感じでしょうか。
- 宝箱のような外箱を受け取るのに抵抗がある人
- 駄菓子に懐かしさを感じない人
- 賞味期限が近い駄菓子に抵抗がある人
とにかく、とにかくどちらもまだ購入可能ですので、興味をお持ちの方はぜひ。本当にオススメですよ。